ロジャースが絶賛する旗手の力 セルティックでCLに挑戦するのがベストな選択肢なのか「マドリー戦は特に良かった」

セルティックの国内3冠に貢献した旗手 photo/Getty Images

新指揮官も絶賛する旗手の能力

昨季セルティックの国内3冠に大きく貢献した日本人選手たちには、今夏のステップアップが盛んに噂されてきた。

絶対的エースの古橋はクラブとの契約を延長することになったが、もう一人大きな注目を集めているのがMF旗手怜央だ。

イングランド・プレミアリーグ方面からの関心も伝えられ、5大リーグでプレイできる実力者と言える。ただ、チャンピオンズリーグの戦いを重要視するならばセルティックが理想の場所となる。
今季よりセルティックの指揮官にはブレンダン・ロジャースが就任したが、ロジャースも旗手の能力を絶賛する。中でもロジャースは昨季のCLレアル・マドリード戦での旗手を絶賛しており、新シーズンもCLの戦いを経験することが成長に繋がると残留に期待をかける。

「レオは最高のスタジアムで最高の選手、チームと対戦することで貴重な経験を積める。ワールドクラスの選手たちと対戦することは成長に繋がるだろう。昨季のCLを見たが、レオは素晴らしかったよ。ホームでのマドリー戦は特に良かった。これらの経験は選手の成長を促進する。今季も彼がその恩恵を受けるのは間違いない」

「彼はスピードもあり、技術的にも非常に優れている。最初の数週間で彼の戦術的なアイディアも見てきた。一緒に仕事するのが楽しみだ。彼はすでにセルティックで活躍し、重要なゴールも決めている」(『Daily Record』より)。

昨季は国内で圧倒的な強さを誇ったが、CLはグループステージ敗退に終わった。欧州トップクラブとの実力差を感じる結果にはなったが、セルティックでは継続的に欧州カップ戦を経験できる。これは1つの強みだろう。

セルティックもCL決勝トーナメントの舞台を目指しており、ロジャースも古橋や旗手ら日本人組をチームの軸としたいはず。セルティックでCLベスト16の舞台を目指すのも悪い選択肢ではないが、旗手の決断に注目が集まる。

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