ドリブルを“101回”も成功させていた仏時代の衝撃 アスピリクエタが語る衝撃のドリブラー

リールで活躍していた若き日のアザール photo/Getty Images

若き日のプレイは衝撃的だった

フランス時代の衝撃は相当なレベルにあったのだろう。

現在チェルシーでプレイするDFセサル・アスピリクエタは、2010年から2年間マルセイユに所属していた。サイドバックとして徐々に評価を上げ始めた時期だが、そのフランス生活で最も衝撃を受けた選手としてアスピリクエタはFWエデン・アザールの名前を挙げている。

当時のアザールはフランスのリールでプレイしており、2010-11シーズンにはリーグ制覇を果たしている。このとき惜しくも2位に終わったのがアスピリクエタ所属のマルセイユだったのだ。
アザールはこのシーズンにリーグ1位となる101回のドリブルを成功させており、アスピリクエタも対応に苦労したと振り返る。

「一番はアザールだよ。彼がリールにいたときに対戦したけど、彼を止めるのは難しかった。フランスでの最高の思い出がリーグ・アン制覇だったら良かったんだけど、マルセイユでの最高成績は2位だったね」(リーグ・アン公式より)。

ちなみに当時は元コートジボワール代表FWジェルビーニョもリールでプレイしており、優勝した2010-11シーズンはリーグ3位となる73回のドリブルを決めている。対戦相手にとってアザールとジェルビーニョの2人はかなり厄介だったはずだ。

その後アスピリクエタとアザールはチェルシーで共闘することになり、多くの成功を手にした。アザールは全盛期と呼べる時間を過ごしたわけだが、フランスで対戦してきたアスピリクエタにとっては納得の結果だったのだろう(データは『WhoScored』より。)

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