Warning: file_get_contents(https://www.theworldmagazine.jp/ranking.php): failed to open stream: HTTP request failed! HTTP/1.1 429 Too Many Requests in /home/theworldmag/theworldmagazine.jp/public_html/wp-content/themes/theworld2015/header.php on line 8
ドリブルだけじゃない三笘の“サッカーIQ” 先発もスーパーサブ役もこなす圧巻のセンスこそ成功の理由|theWORLD(ザ・ワールド)|世界のあらゆるスポーツを楽しもう!

ドリブルだけじゃない三笘の“サッカーIQ” 先発もスーパーサブ役もこなす圧巻のセンスこそ成功の理由

ブライトンではスタメンに定着した三笘 photo/Getty Images

続きを見る

単なるドリブラーではない

昨年のFIFAワールドカップ・カタール大会では、主に日本代表のスーパーサブとして違いを作り続けたFW三笘薫。

分かりやすい最大の武器は世界トップクラスの突破力にあり、一気にトップスピードへとギアを上げてくる三笘の仕掛けにはドイツ代表やスペイン代表の最終ラインを務める猛者たちも振り回されていた。

あの頃は三笘の突破力を最大限活かすうえでスーパーサブの役割がベストとの意見もあったが、三笘の凄いところは単なるドリブラーにまとまっていないところだ。
所属するブライトンでも当初は控えからのスタートだったが、今では不動のレギュラーだ。自慢の突破力はもちろんだが、三笘は強引に仕掛ける場面が少ない。相手に警戒されていると感じればポジションを中へ動かしてチームメイトと絡んだり、対戦相手の動きに合わせて柔軟にスタイルを変えている。

クラブ公式のインタビューでも、三笘は先発と途中出場の両方に対応できると口にしている。

「まずはチームのためにプレイし、そこから自分のゴールを目指していきます。毎試合良い結果を残してこそ先発できると思うので。最初から出場する際はワイドにポジショニングしたり、相手の動きに対処したりなどコントロールできますが、状況で変化する可能性があります。最初からプレイした方が楽ですけど、ベンチスタートから出来ることもある。その両方をこなせるのが自分の強みだと思っています」

いつ仕掛けるべきか、仕掛けた場合に成功率は高いのか。これらの判断を瞬時に下しており、強引なドリブルからボールをロストするケースが少ないのは指揮官としても計算しやすい。今後は日本代表でもスタメン出場が増えていくと予想されるため、三笘を中心にどう攻撃が動き出していくのか楽しみだ。3年後のワールドカップ2026へ、先発・三笘の姿が見たいとウズウズしている日本のサポーターも多いだろう。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.307 世界神童列伝

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ