C・ロナウドとの再会やオスピナとのポジション争いが実現? PSGのベテランGKナバスにアル・ナスル行きの可能性が浮上

ナバスはPSGで出場機会を失っている photo/Getty Images

話題が豊富なアル・ナスル

マンチェスター・ユナイテッドを退団したFWクリスティアーノ・ロナウドを獲得し、大きな注目を集めているサウジアラビアのアル・ナスル。このクラブにはロナウド以外にもGKダビド・オスピナやMFルイス・グスタボといったビッグネームが在籍しているが、さらなる補強に動く可能性があるようだ。
 
現在アル・ナスルのゴールマウスを守っているのは、かつてアーセナルやナポリでもプレイしたコロンビア代表守護神のオスピナだ。しかし、スペイン『MARCA』によれば、彼は15日に行われたアル・シャバブ戦で骨折してしまったようで、クラブはパリ・サンジェルマンのGKケイラー・ナバスの獲得に動いているという。すでに交渉は行われており、今週中に契約が結ばれる可能性もあるようだ。
 
ナバスはコスタリカ代表GKであり、昨年11月から12月にかけて行われたFIFAワールドカップ・カタール大会でもグループステージの3試合全てに出場。日本戦ではクリーンシートを達成し、0-1の勝利に貢献していた。しかし、PSGではGKジャンルイジ・ドンナルンマにスタメンの座を奪われている状況で、今季の出場は国内カップ戦の1試合のみに留まっている。
 
もしナバスのアル・ナスル行きが実現すれば、レアル・マドリード時代のチームメイトであるC・ロナウドとの再会を果たすことにもなる。2014年から2019年までレアルでプレイしていたナバスは、2018年までレアルに在籍していたロナウドと4シーズンを共に戦っており、その間にはチャンピオンズリーグ3連覇という偉業も成し遂げた。
 
また、アル・ナスルはオスピナの負傷離脱が6週間程度の見込みだと公表しており、彼が復帰すればナバスvsオスピナのハイレベルなポジション争いが繰り広げられることになる。キーパーのポジションに限って言えば、ヨーロッパのトップクラブも羨むような選手層となりそうだが、ナバスの移籍は実現するのか。

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