B・ディアスがデ・ケテラエルに挑戦状 モンツァ戦の2ゴールでミランのトップ下争いは激化

モンツァ戦で輝きを放った photo/Getty Images

ミランに流れを引き寄せたB・ディアスの活躍

23日に行われたモンツァ戦でトップ下として先発出場したミランのMFブラヒム・ディアス。何人かの控え選手たちのアピールの場ともなったこの試合だが、彼は特大のインパクトを残している。
 
26日にチャンピオンズリーグのディナモ・ザグレブ戦が控えていることもあり、FWオリヴィエ・ジルーやFWラファエル・レオンといった攻撃の核をベンチスタートとしたステファノ・ピオリ監督。ミランの前線はB・ディアスやFWアンテ・レビッチ、FWディボック・オリギ、FWジュニオール・メシアスなどで形成された。
 
まずゴールが生まれたのは16分。GKチプリアン・タタルシャヌのフィードをピッチ中央付近で受けたB・ディアスは、自らドリブルで持ち上がりボックス内に侵入。相手選手に身体を当てられバランスを崩したものの、倒れ込みながらシュートを放ち、ミランに先制弾をもたらした。
 
さらに41分、右サイドでボールをキープしたオリギからボックス内にポジションをとったB・ディアスへパスが渡ると、1トラップから素早く反転。鋭いシュートをネットに突き刺し、B・ディアスがこの試合2ゴール目をゲットした。
 
残念なことに、B・ディアスは後半開始早々に左太ももを手で押さえながら座り込んでしまい、53分に負傷交代となった。伊『Sky Sport』によれば、ピオリ監督は試合後に筋肉系のトラブルであることを明かしており、「深刻なものではないことを祈ろう」とコメントを残している。
 
今季は新加入のFWチャールズ・デ・ケテラエルにトップ下のポジションを奪われ気味のB・ディアスだが、ユヴェントス戦の独走弾に続き、この試合でも印象に残る活躍を見せた。デ・ケテラエルがなかなか結果を出せていないこともあり、ここからB・ディアスの出番は少しずつ増えていくかもしれない。もしくはこの2人のどちらかがサイドを担うことにより、共存となる可能性もあるだろう。 

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