「クリスティアーノのせいではない」 B・フェルナンデスが英メディアの指摘に反論

昨季以上の成績を残せるか photo/Getty Images

今季もマンUの中心として活躍するB・フェルナンデス

指揮官がエリック・テン・ハーグ監督に代わってからも、マンチェスター・ユナイテッドの攻撃の中心として機能しているMFブルーノ・フェルナンデス。昨季は2020-21シーズンほどの成績を残すことができなかったが、それが誰かのせいだったと考えている訳ではないようだ。
 
2020年1月にスポルティングからマンUへと移籍したB・フェルナンデス。マンU加入直後の2019-20シーズンは約半年でリーグ戦8ゴール7アシストを記録し、1年を通じて戦った2020-21シーズンは18ゴール12アシストという驚異的な成績を残している。
 
その一方、昨季は10ゴール6アシストとやや数字を落としてしまっていた。今季もここまで6試合1ゴール1アシストとなっており、絶好調とは言い難い。
 
英『The Athletic』はB・フェルナンデスに対し、ポルトガル代表のチームメイトでもあるFWクリスティアーノ・ロナウドの存在が成績に影響を及ぼしているのではないかと示唆。ロナウドがマンUに復帰する2021年夏以前の方が成績が良かったことを指摘しており、B・フェルナンデス本人が直接これに答えている。
 
「昨季のアシストのほとんどは彼のためのものだったから、そう考えるのはフェアではないと思う。自分の残した数字が悪かっただけだ。クリスティアーノがどうとか、自分がどうとかいう問題ではないと思う」
 
「代表チームでも彼と一緒にプレイしているし、僕が得点するときは彼がピッチにいる。10番の位置でクリスティアーノと共にプレイすることは、実際とても良いことだ。相手選手はクリスティアーノがボールを持って得点するのを恐れるし、彼のことをリスペクトしすぎるからより多くのスペースが生まれるんだ」
 
「プレミアリーグの直近4試合(アーセナル戦まで)は、クリスティアーノがスタメン出場しない中でプレイしたけど1ゴールしか決められなかった。だからクリスティアーノのせいではない。勢いやタイミングの問題だ。時には悪い方へ、時には良い方へ向かうものだ」
 
「彼は誰かしらにアシストしてくれるし、良いボールを送ればゴールを決めてくれる。当然だけど、彼は一緒にプレイするのに持ってこいの存在だ」
 
MFクリスティアン・エリクセンの加入でB・フェルナンデスにかかる負担が軽減されている今季のマンU。欲を言えば、彼が2020-21シーズン以上の成績を残すことに期待したい。

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