22-23シーズンを占うコミュニティシールド “新加入9番対決”に注目集まるプレミアBIG2の大一番

マンチェスター・シティにはアーリング・ハーランドが加わった photo/Getty images

昨季のリーグ戦は2試合ともにドローとなった

31日にリヴァプール対マンチェスター・シティのコミュニティシールドが開催される。プレミアリーグ開幕一週間前に行われる一戦であり、22-23シーズンの両チームを占う一戦となる。

リヴァプールとシティは近年のプレミアリーグをけん引するクラブであり、昨季はリヴァプールが2位、シティが1位でシーズンを終えた。リーグ戦での対戦はどちらも2-2の引き分けであり、互角といえる。

リヴァプール側の注目ポイントは前線の並びだろう。サディオ・マネがチームを去っており、昨季のCLファイナルで使ったルイス・ディアス、マネ、モハメド・サラーのユニットは使用できない。中央にロベルト・フィルミーノを起用するのか、新たに加わったダルウィン・ヌニェスを使うのか注目が集まる。
ヌニェスはシティ相手にどこまでできるのか。FAカップ含めた直近の3ゲームではマネが4ゴール奪うなどシティキラーを発揮しているが、その代役をヌニェスが務める必要がある。プレシーズンマッチのライプツィヒ戦では4ゴールを奪っており、その得点力を国内最大のライバルであるシティ戦で見たい。

シティも同じくストライカーをチームに加えている。ボルシア・ドルトムントからやってきたアーリング・ハーランドはすでにPSMのバイエルン・ミュンヘン戦でゴールを決めている。オフサイドで取り消された幻の2点目もあり、チームへの適応は上々だ。194cmの長身を持つ大柄な選手で、フィルジル・ファン・ダイクとの勝負には注目が集まるだろう。

ハーランドの先発が濃厚だが、リーベル・プレートからやってきたフリアン・アルバレスもリヴァプール相手にどこまで戦えるかはポイントになる。献身的な守備と動き出し、アイデアのあるパスを武器としており、起用のチャンスはあるか。

22-23シーズンのプレミアリーグ開幕前に行われる今季最初の腕試しとなるコミュニティシールド。リーグ戦やCLなどの主要コンペティションではないが、この一戦に注目するサポーターは多いといえる。

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