ウォーカー、A・アーノルドに並ぶとされた右SBの今 5000万ポンドで獲得されたワン・ビサカはここからどう復活する?

今季はマンチェスター・ユナイテッドで出番を得られていないアーロン・ワン・ビサカ photo/Getty images

出番を与えられていない

カイル・ウォーカー、トレント・アレクサンダー・アーノルド、リース・ジェイムズとプレミアリーグには複数の優秀なサイドバックが在籍している。どの選手も自身の強みを生かしたプレイスタイルでチームに貢献しており、右SBとしての地位を確立している。

マンチェスター・ユナイテッドに所属するDFアーロン・ワン・ビサカも彼らに続くことができる選手として期待されており、昨季はユナイテッドで34試合に出場。2ゴール4アシストと得点にも絡み、リーグ2位のフィニッシュに貢献している。

しかし、今季のワン・ビサカは前述した3人と比べ、順調ではない。オーレ・グンナー・スールシャール監督からラルフ・ラングニック暫定監督に代わったことでディオゴ・ダロトがより重宝されるようになっており、ベンチスタートが増えた。1-1と引き分けた直近のチェルシー戦では怪我なのかベンチ入りすらしておらず、難しい状況に追い込まれている。

英『THE SPORTSMAN』によると、古巣であるクリスタル・パレスがワン・ビサカのローンでの獲得を目指していると報じている。

出場機会獲得を目指すのであれば、古巣復帰はこれ以上ない一手である。現状のパレスの右SBは32歳のジョエル・ウォードと31歳のナサニエル・クラインが務めており、若い選手が足りていない。ワン・ビサカもまだ24歳と若くこれからな選手であり、パトリック・ヴィエラ監督の就任で良い方向へと向かっているパレスの船に乗るのは選択肢としては悪くない。また、ヴィエラは若手に自信を与えることに長けており、今季はコナー・ギャラガー、マーク・グエーイ、タイリック・ミッチェル、ミカエル・オリーズらを継続して起用し、主力に成長させている。守備ではハイプレスを行うなど明確なプレイモデルを持つ監督であり、ワン・ビサカとしても新しい可能性が見られるかもしれない。

ユナイテッドに残り新監督エリック・テン・ハーグのもとでダロトと再びポジション争いをするのも悪くないが、アヤックスから新指揮官の教え子であるユリエン・ティンバーが来るという話がある。センターバックの選手だが、右SBをこなせるユーティリティ性を持っており、何よりビルドアップが上手い。ワン・ビサカとしては相手が悪い。

5000万ポンドの高額な移籍金でパレスからユナイテッドにステップアップしたワン・ビサカ。しかし、現状は暗く、ステップダウンとなるが再び慣れ親しんだ古巣に戻る選択肢は悪いものではないはずだ。

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