2ゴールを創出した新潟の“ナンバー10” 新潟のJ1昇格には本間至恩の輝きが必要だ

ドリブルで違いを見せる本間(写真は昨季) photo/Getty Images

4分間で2アシスト記録して同点に追いつく

アルビレックス新潟はJ2第2節で大宮アルディージャと対戦する。2点のビハインドを追いついた新潟は価値ある勝ち点1を獲得した。この2ゴールを創出した男は新潟の10番を背負う本間至恩だ。

新潟は0-1で迎えた64分に2失点目を喫する厳しい展開となってしまう。しかしその4分後、本間が中央左からドリブルで突破すると、ペナルティエリア手前まで侵入。大宮守備陣のプレッシングにも倒れず、3人の間を通すラストパスを供給すると、最後は高木善明がゴールを決めて1点差に迫る。

さらに72分にも本間が左サイドから自ら仕掛けてクロスを上げると、イッペイ・シノヅカのゴールをお膳立てする。2失点目からわずか8分間で同点へと持っていく展開となった新潟で、本間が大きな起点となっていたのだ。

一昨季に40試合で7ゴールを決めた本間は大きなブレイクを果たした。J1昇格へエースとしてさらなる期待を寄せられた昨年は怪我での離脱もあり、前年ほどのインパクトを残すことはできなかった。それでも今季新潟が上位をキープして昇格争いを演じるには彼の活躍は欠かせない。すでに2アシストと勢いに乗る新潟の至宝は、さらなる輝きを見せてくれるだろうか。

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