旗手、前田に続くセルティックのNewスター デンマーク代表も見つめる新戦力オリリーの可能性

セルティック加入早々ブレイクしたオリリー photo/Getty Images

今冬のセルティック移籍で一躍有名に

今冬セルティックに加わった日本代表FW前田大然、MF旗手怜央はさっそくインパクトを残しているが、セルティックの力となっているのは日本人選手だけではない。

同じく今冬に加わった新戦力で印象的な働きを見せているのが21歳のMFマット・オリリーだ。イングランドの3部相当となるリーグ1に所属するMKドンズから加わったオリリーは、セントラルMFを本職とするテクニックの高い選手だ。

セルティックでは早くもリーグ戦で1得点2アシストの成績を残しており、オリリーも旗手らと同じく今冬の補強成功組と考えられている。
当然オリリーへの注目も増しているのだが、英『Football Scotland』はオリリーが今年のワールドカップ・カタール大会に出場できるかもしれないとの見方を示す。

国はイングランドではなく、デンマーク代表だ。オリリーはイングランドの世代別代表でもプレイしてきたが、母親がデンマーク出身だ。そのためデンマーク代表を選択する権利も持っており、すでにデンマークサッカー協会はコンタクトを試みているという。

同協会のフレミング・ベルグ氏はオリリーについて次のように語っている。

「我々はマットとコンタクトを取っている。彼の代理人、家族とも話をしている。彼はデンマークでプレイすることに興味がある。彼は現在我々がチェックしている人材の1人だ。彼に興味がなければ、彼の名前は我々のリストに入っていないよ」

デンマークは昨夏のEURO2020でベスト4に入るなど、近年力をつけているチームだ。カタール大会出場も決定しており、オリリーにとっては魅力的なチームだろう。イングランドよりは中盤のポジション争いにもチャンスがあるはずで、セルティック移籍からキャリアが大きく動き出そうとしている。

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