大黒柱の穴を埋めた新戦力の22歳 ビルドアップ能力も高い将来のリーダー候補

出場すれば高いクオリティを見せるコナテ photo/Getty Images

相手のエースを封じた

プレミアリーグ第17節でリヴァプールはニューカッスルと対戦し、3-1で勝利した。この試合で存在感を放ったのは、緊急登板となった新加入のイブラヒマ・コナテだ。

フィルジル・ファン・ダイクとファビーニョ、カーティス・ジョーンズにコロナ検査で陽性反応が出たため今試合前に欠場となる。大黒柱であるファン・ダイクの不在はチームには大きな打撃となったが、代わりに出場したコナテがその穴を感じさせなかった。

開始早々に先制点を奪われる苦しい展開だったが、その後は落ち着いた守備を披露。相手のエースであるアラン・サン・マクシマンにも冷静な対応を見せ、持ち前のスピードを活かして相手のカウンターの芽を摘んだ。

また攻撃時にもパス精度の高さを活かしてビルドアップに積極的に参加する。コナテは89回中81回のパスを成功させ、成功率は「91%」を記録。今後はさらにロングボールの本数を増やしていくことができれば、ファン・ダイクの後釜として将来のリーダーにもなれる。今試合でもそんな逸材ぶりを発揮した(データは『SofaScore』より)。

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