“セリエA最強”の守備はどこまで耐えられるか 主力失ったインテルのカギ

インテルで活躍するバストーニ photo/Getty Images

守備力は健在か

爆速ウイングバックのアクラフ・ハキミはパリ・サンジェルマンへ、FWロメル・ルカクはチェルシーへ。インテルは今夏に主力の一部を失ってしまった。

セリエA連覇は難しくなったとの考えもあるが、まだ落ちていない部分がある。今季のカギは守備だ。

3バックのステファン・デ・フライ、ミラン・シュクリニアル、アレッサンドロ・バストーニは健在で、伊『Calciomercato』も現セリエAで最高クラスの3バックと絶賛する。ここが固定されているのは心強い。
昨季のインテルは失点をリーグ最少の35点に抑えており、この守備力は今季も大きくは変わらないだろう。ルカクを失ったことで攻撃力は落ちるが、守備をベースとした堅実なフットボールを続けることは可能だ。

今季からはシモーネ・インザーギがチームを指揮するが、インザーギが求める後方からのビルドアップにもバストーニらセンターバック陣は応えられるはずだ。

現セリエA最高クラスの守備を軸にタイトルを守れるのか。連覇へのカギはどこまで耐え切れるかにかかっている。

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