有観客ホームの利は大きい ハンガリーが直面するドイツとのアウェイ最終戦

逆転でのハンガリー代表の決勝トーナメント進出はあるのか photo/Getty Images

死の組を面白くしているハンガリー

EURO2020で最も注目されていたグループF。ポルトガル、フランス、ドイツ、ハンガリーと強豪3ヵ国が入り交じり、各メディアでは死の組と言われている。

そんなグループFも既に2試合を消化しており、上からフランス、ドイツ、ポルトガル、ハンガリーという順位となっている。この並びは大方の予想通りだと思われるが、日本時間19日に行われたハンガリー対フランスの一戦はまさかのドローに。初戦のポルトガル戦はでも敗れたものの、終盤まで粘り強い守備を見せた。

このようにポルトガル、フランスと強豪国に対し、自身の強みを活かして勝ち点1を獲得したハンガリー。試合を通じて彼らの基本的な能力の高さが分かったが、ここまで善戦しているのはホームの利があると言える。

ハンガリーは首都のブダペストにあるプスカシュ・フェレンツ・シュタディオンでここまでの2戦を戦っている。収容人数は56000人と多く、映像を通して分かる通り、ほぼ満員でその大半がハンガリーサポーターだ。彼らの声援が強豪国と戦っている母国に確実に力を与えており、内容を見ればそれは明らかだ。

また、今季の各国のリーグ戦やCL、ELでは終盤戦を除いて無観客で行われており、アウェイでの戦いとなったポルトガルやフランスとしてはどこかやりにくさがあったはずだ。自分たちの小さいミスに大きなブーイングが行われ、ハンガリーの至って普通なプレイには大歓声だ。これでやりにくさを覚えるなというほうが無理である。更にハンガリー自体もある程度能力を持った選手が多く、チーム全体でまとまりを見せている。

しかし、3戦目となるドイツ戦は今大会初となるアウェイでの戦いとなる。自分たちのサポーターも多少は入るが、ほぼほぼドイツサポーターだろう。加えてドイツはポルトガルに大勝して最終節に臨むことになっており、勢いとしても難しいところがある。

それでも、ドイツに勝利すれば決勝トーナメント進出の可能性は高くなるため、ハンガリーの大金星に期待したい。

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