1シーズンだけレアルにいた“暴れん坊FW” 「20歳の青年が街も歩けない」

レアル時代のアネルカ photo/Getty Images

短すぎたレアルでの生活

特別な才能を持つストライカーながら、個性が強くて扱いづらい。

元フランス代表FWニコラ・アネルカの印象はそんなところかもしれない。そうした特徴もあってか、アネルカは頻繁に移籍を繰り返すキャリアを過ごしている。

パリ・サンジェルマンから始まり、アーセナル、リヴァプール、チェルシー、ユヴェントスなど、欧州各国のビッグクラブを転々とするキャリアだ。

そんな中、1シーズンだけレアル・マドリードでプレイしていたことがある。1999-00シーズンのみレアルでプレイし、チャンピオンズリーグ制覇も経験しているのだ。

ただし、レアルではリーグ戦2得点のみで終わってしまった。スペイン『MARCA』によると、アネルカもレアルの環境に合わなかったと振り返る。

「記者会見の後でドレッシングルームへ行ったんだ。そこで座る席を選んだら、選手がやってきて言うんだ。そこは俺の席だと。そんなことが20回はあったね。自分はここへ何をしに来たのかと思ったよ。だが、それは悪夢の始まりでしかなかった。プレッシャーは大きかったし、プライベートはなかった。20歳の青年が街を歩くこともできないんだ」

「チャンピオンズリーグ制覇には貢献したし、そのことは誇りだ。だけど、もっとやれたはずだ。チャンスが与えられなかった。マドリードでプレイしたいなら、犠牲が必要だ。だが、俺は若すぎた」

若い頃からアーセナル、レアルでプレイするなど、アネルカは才能豊かなストライカーと認められていた。それだけに、1つのクラブで落ち着けなかったのは残念なところか。

落ち着いたのは2007-08シーズンから5シーズンを過ごしたチェルシーくらいで、アネルカの全盛期と言ってもいいだろう。

しかし才能を考えれば、もっと偉大なる成績を残せたかもしれない。少々もったいないキャリアだったか。

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