“史上最高額DF”を獲得してもまだ不満? OBがマンUの今夏補強に物申す

DF史上最高額の移籍金でマンUに加入したマグワイア photo/Getty Images

「私にとっては完全に謎」

今夏移籍市場でレスターからイングランド代表DFハリー・マグワイアを獲得したマンチェスター・ユナイテッド。DF史上最高額となる8500万ポンド(約109億円)もの移籍を費やしたと現地では報じられているが、これも彼のクオリティを考えれば納得できる金額だろう。同クラブは今夏マグワイアの他にもクリスタル・パレスからDFアーロン・ワン・ビサカを獲得した。守備に定評のある2人が加入したことで、かねてより不安視された最終ラインは強固なものとなるだろう。

しかし、この補強策に不満を持つ人物がいる。クラブOBのルイ・サハ氏だ。英『Daily Miror』によると、同氏は古巣がトッテナムのベルギー代表DF獲得に動かなかったことが不思議でならないと次のように語った。

「なぜマンUはアルデルヴァイレルトの獲得に動かなかったんだ? 私にとっては完全に謎だよ。トッテナムで非常に優れていたし、彼ならすぐにマンUの守備を強化できるだろう。マンUが今夏DFに費やした金額を見てごらんよ。そのお金で彼らはもっと掘り出し物を確保できたはずだ」
今夏その去就に注目が集まっていたアルデルヴァイレルトは移籍金が2500万ポンドに設定されていると現地で伝えられており、マンUにとってはまさに掘り出し物と言える存在だったことは間違いない。しかし結局、このベルギー代表DFが今夏マンUの一員となることはなかった。これにサハ氏はお怒りのようだ。

とはいえ、マンUがマグワイアというプレミア屈指のDFを手に入れたことも事実。サハ氏はもう少し古巣の補強を高く評価してあげてもいいのではないだろうか。

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