[移籍]神戸、ついに外国人選手が8名に 守備改善へ“元鳥栖DF”を補強

昨季後半戦は鳥栖でプレイしていたオマリ photo/Getty Images

2度目のJリーグ挑戦

ヴィッセル神戸は23日、UAEのアル・ナスルからレバノン代表DFジョアン・オマリを完全移籍で獲得したと発表した。

オマリはドイツ出身で、レバノン国籍も所有している現在30歳のベテランセンターバックだ。2008年にバベルスベルクでプロとしてのキャリアをスタートさせ、ドイツ国内のクラブを渡り歩いたのち、2016年に海外挑戦を決断。スィヴァススポル(トルコ)とアル・ナスルでプレイした。そして昨夏、アル・ナスルからサガン鳥栖へ期限付き移籍し、昨年10月に行われたベガルタ仙台戦(J1第30節)でJリーグ初ゴールも決めている。主力としてシーズン終盤にチームを支え、鳥栖のJ1残留に貢献したが、契約満了に伴ってシーズン終了後にアル・ナスルへ復帰していた。

2度目のJリーグ挑戦となるオマリは、クラブの公式サイトを通じて「ヴィッセル神戸に来ることができて非常に嬉しく思っています。また、神戸のような大きなクラブに来られた事を感謝しています。まずはチームを助ける事ができるように頑張ります。クラブの目標達成に向け、全力を尽くします」と新天地での意気込みを語っている。
近年、ルーカス・ポドルスキやアンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャといったスーパースターを積極的に補強してきた神戸。オマリの加入で、ついに外国人選手は8名となった。外国人選手枠の使い方も気になるところではあるが、今季ここまでJ1での失点数が「36」と、リーグで2番目に多い数字となっている守備の課題を、オマリの加入で改善することができるのか。

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