現在行われているコパ・アメリカには、多くのスカウト陣が熱い視線を送っている。今夏の活躍からビッグクラブ移籍へ繋げる選手も出てくるはずで、今回『FOX Sport Asia』がコパ・アメリカ終了後に新天地へ向かうであろう実力者を紹介している。
まず若きサプライズ選手といえば、ブラジル代表の23歳FWエベルトン・ソアレスだろう。ブラジル代表はエースのネイマールを負傷で欠いているが、その代わりにグレミオ所属の23歳エベルトンが印象的なパフォーマンスを続けている。ここまでグループステージ3試合で2得点1アシストを記録しており、中でも第3戦のペルー相手に決めたミドルシュートは見事だった。
同メディアもコパ・アメリカのパフォーマンスによって欧州行きは近くなると伝えており、欧州での本格ブレイクの日も近いと言えよう。
もう1人のサプライズ選手と呼べるのが、チリ代表FWアレクシス・サンチェスだ。マンチェスター・ユナイテッドで結果を残せていないサンチェスには厳しい視線も向けられるが、チリ代表になれば動きが変わる。ここまで2得点を記録しており、再び評価は高まりつつある。
マンUではなかなか得点を決められなかったが、環境さえ変わればクラブでも得点を量産できる可能性はある。同メディアはサンチェス獲りのギャンブルに動くチームが出てくるのかどうかに注目しているが、コパ・アメリカのパフォーマンスを見ると賭けてみるのも悪くないか。
最後の1人は、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスだ。ハメスの場合はバイエルンで評価が落ちていたわけではないが、コパ・アメリカでも魔法のアシストを記録していると同メディアは絶賛している。今夏にはナポリが獲得に動いているとされるが、コパ・アメリカのパフォーマンスから新天地での活躍が期待されているのだ。
彼らはコパ・アメリカからの飛躍が期待されるが、パフォーマンスレベルを維持できるのか。新シーズンの活躍にも注目だ。
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