久保建英が見たい! 海外メディアが選んだコパ・アメリカ注目の”5試合”

FC東京の久保 photo/Getty Images

日本代表のゲームもリストアップ

6月14日よりスタートするコパ・アメリカ2019では、どのカードに注目すればいいのだろうか。南米にはワールドカップでも上位を狙える強さを持つチームが揃っており、楽に勝てる試合は1つもない。全てのカードが注目ではあるものの、『ESPN』がその中でも特別に注目すべきカードを5試合ピックアップしている。

まず最初に挙げられたのは、アルゼンチン代表VSコロンビア代表だ。16日に予定されているこのカードは、グループステージ第1節の中では最も面白いカードと言っていいだろう。アルゼンチンにはリオネル・メッシがおり、コロンビアにもハメス・ロドリゲスを筆頭に興味深いアタッカーが揃う。攻撃的なバトルを見られるのではないか。両チームとも優勝を狙えるだけの実力がある。

2つ目はグループステージ第3節より、ブラジル代表VSペルー代表だ。ブラジルは今回開催国の立場にあり、優勝以外は許されない。グループステージではボリビア、ベネズエラ、ペルーと同組になっているため、戦力差を考えればブラジルの決勝トーナメント進出は堅い。ただ、ペルーは不気味な相手だ。2016年に行われたコパ・アメリカ・センテナリオにおいて、ペルーはグループステージ最終節でブラジルを撃破している。ブラジルはこの時グループステージ敗退に終わっており、ペルーは何かと油断できない粘り強いチームだ。
3つ目は日本代表と同組となるウルグアイ代表VSチリ代表だ。日本が入っているグループCではウルグアイとチリがグループステージ突破の有力候補に挙げられており、同メディアの予想では両チームが首位争いを展開することになる。ルイス・スアレスやエディンソン・カバーニらを擁するウルグアイと、アレクシス・サンチェスやアルトゥーロ・ビダル擁するチリの一戦はグループC最大の注目カードと言っていいだろう。

そして4つ目に挙げられたのが、日本代表VSエクアドル代表の一戦だ。両チームともグループCの中で格下と見られているものの、だからこそこのカードが面白いのだ。グループステージ最終節は消化試合のようになってしまうケースもあるが、日本とエクアドルの最終節は突破をかけた激しいバトルになるのではないかと同メディアは捉えている。日本とエクアドルが背水の陣でこの一戦に臨むと考えられているのだ。

中でも注目選手に挙げられたのは、17歳のMF久保建英だ。東京五輪世代の中でも注目度はNo.1で、世界が久保のパフォーマンスを楽しみにしている。日本としてもウルグアイとチリから立て続けに勝ち点3を奪うのは難しいはずで、最終節のエクアドル戦が勝ち点を稼ぐ絶好の機会になる。25日に予定されているこの対戦は絶対に見逃せない。

そして最後の5つ目に紹介されたのが、ブラジル代表VSアルゼンチン代表だ。このカードはコパ・アメリカにおける夢の対戦だ。ネイマールはトレーニングで負傷してしまったようだが、世界中のサッカーファンがネイマールVSメッシを楽しみにしている。両チームがグループステージを首位で通過し、決勝で顔を合わせるシナリオが最高だろう。


最後のブラジルとアルゼンチンのカードは除き、グループステージで注目すべきカードに挙げられたのは日本戦を含む4試合だ。他にもアジアカップ2019で日本を撃破したカタール代表がどこまで喰らいつけるのかも楽しみだが、今大会の主役となるのはどのチームか。

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