ドルトムントがあまりに強すぎる! 前半戦の勝ち点数は”クラブ史上2位”

首位を快走するドルトムント photo/Getty Images

このまま優勝もあり得る

21日にボルシアMGとの上位対決を2-1で制したドルトムントは、前半戦を首位でターンする「秋の王者」となった。王者バイエルンが序盤戦で躓いたからとの考えもあるが、それ以上にドルトムントがあまりにも強い。バイエルンが本調子だったとしても、今のドルトムントについていくのは大変ではないだろうか。

ドルトムントの絶好調ぶりを数字で示すなら、前半戦で稼いだ勝ち点数はクラブ史上2番目の多さだという。ルシアン・ファブレのチームは13勝3分1敗の成績で勝ち点42を獲得して秋の王者となったが、これを凌ぐのは2010-11シーズンで、前半戦終了時の成績は14勝1分2敗。勝ち点数は43だ。

当時はそのまま勢いに乗ってリーグ制覇を成し遂げており、2011-12シーズンには連覇も果たしている。その時と変わらない勝ち点数を稼いでいることを考えれば、サポーターが期待するのは当然だ。このまま優勝まで突っ走りたいところ。
今季のチームはここまで黒星が1試合しかないが、当時のドルトムントは年明けから引き分けと敗北の数が増えた。最終的には6分5敗を喫しており、勝ち点75を獲っている。この数字は今のチームの目標の1つと言えるはずで、2010-11シーズン超えを実現できればリーグタイトルは限りなく近い。

またリーダーのマルコ・ロイスがボルシアMG戦でも得点を記録し、これがリーグ戦11点目となった。前半戦で11点はロイスにとってキャリアハイだ。やはり怪我もない本調子のロイスは恐ろしい。

優勝へ障害は何もないように思えるが、ユルゲン・クロップ体制以来となるリーグ制覇を成し遂げられるか。

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