武藤嘉紀はウェストハムを選ぶべき! 英メディアがニューカッスルはやめておけと主張する理由

プレミアリーグ行き注目される武藤 photo/Getty Images

ウェストハムの攻撃陣はなかなかに魅力的

以前から今夏プレミアリーグに挑戦すると言われてきたマインツ所属の日本代表FW武藤嘉紀にニューカッスルとウェストハムが興味を示している。いずれも中堅クラブで、2017-18シーズンはニューカッスルが10位、ウェストハムが13位でフィニッシュしている。

順位的にはニューカッスルが上だが、英『HITC』は必ずウェストハムを選んだ方がいいと武藤にアドバイスを送っている。ニューカッスルは以前から指揮官ラファエル・ベニテスが武藤に関心を示していると伝えられ、とにかく得点力不足解消が課題のチームだ。そのチームに移籍したところで、武藤に訪れる得点チャンスなど限られている。

一方でウェストハムはマンチェスター・シティなどを指揮してきたマヌエル・ペジェグリーニが指揮官に就任し、今夏はドルトムントからMFアンドリー・ヤルモレンコやラツィオMFフェリペ・アンデルソンなど創造性あるアタッカーを獲得している。2017-18シーズンもウェストハムは8位でフィニッシュしたエヴァートンよりも多い48得点を記録しており、課題は守備の安定にある。武藤が継続的に得点に絡む攻撃サッカーに関わりたいのであれば、ウェストハムが最高の行き先になると同メディアは見ているのだ。
ペジェグリーニも攻撃的なサッカーをベースに成功を収めてきており、ニューカッスルより得点チャンスは増えるはず。ニューカッスルはチーム全体のハードワークをベースに失点を47に抑えて10位に入っており、失点数はウェストハムより20点も少ない。しかし、そのぶん最前線の選手が孤立してしまう傾向にある。武藤もひたすらボールを追いかけるだけの展開になる可能性があり、得点にこだわるならウェストハムがベストか。

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