ベルギーはこれからずっと強い! アザール、デ・ブライネで黄金世代は終わりじゃない「10年後も良いんだ」

黄金世代のベルギー代表 photo/Getty Images

W杯で常に優勝候補へ

エデン・アザール、ケビン・デ・ブライネ、ロメル・ルカクらスター選手を擁する現在のベルギー代表は黄金世代と呼ばれ、今回のロシアワールドカップはその黄金世代の集大成と言えるものだ。これまで決してFIFAランク上位国ではなかったベルギーにおいて最終ラインから最前線まで欧州トップリーグで活躍する実力者が揃うのは極めて珍しいケースと言える。

しかし、元ベルギー代表のカール・フーフケンス氏は今回で黄金世代が終わるわけではないと主張する。アザールやルカク、アクセル・ヴィツェル、マルアン・フェライニが1つの世代に集まったのは偶然ではなく、ベルギーが2000年以降力を入れてきた育成がヒットしてきた証だ。フーフケンス氏は今の育成システムが機能している限り次から次へと優秀な選手が出てくると見ている。

米『ESPN』によると、同氏は「黄金世代?それは1つの世代だけじゃないよ。今のベルギーの育成システムは、単発のものではないことを見せている。我々はすでに10年後も良いんだ。今のチームは新しいベルギーサッカーのシステムにおける最初の世代ということなんだよ。ベルギーのユースシステムは世界最高レベルのものだ」とコメント。今の世代が終われば弱体化するわけではないことを強調している。
以前のベルギーはFIFAランクも今の日本と大差ないような位置だったが、今は3位。少し前には1位に立ったこともある。これが今後も続き、強豪国としての地位を確立することになるとフーフケンス氏は見ているが、ベルギーはこれから毎回ワールドカップで優勝候補となるのだろうか。

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