日本に大苦戦のベルギーは評価低く ロシアW杯ベスト8パワーランキング発表

タレント軍団・ベルギー photo/Getty Images

日本戦のパフォーマンスでブラジルに勝つのは無理?

いよいよ6日からロシアワールドカップ準々決勝がスタートする。それを前に、英『Daily Mirror』はベスト8に残った8チームの強さをランンキング化。現時点で最も優勝に近いチームを予想している。

8位:スウェーデン代表

7位:ロシア代表
6位:ベルギー代表

5位:イングランド代表

4位:ウルグアイ代表

3位:クロアチア代表

2位:フランス代表

1位:ブラジル代表


まず8位から見ていくと、スウェーデンは今大会NO.1と言っていいサプライズチームだ。ドイツ代表と同居したグループFを首位で通過し、安定した守りを軸にベスト8まで駒を進めてきた。しかし同メディアは攻撃面でエミル・フォルスベリへの依存があったり、実力はそれほど高くないと見ている。

7位ロシアもサプライズチームだが、開催国というアドバンテージを考えれば決勝トーナメント進出は大いに予想できた。開幕戦のサウジアラビア、続くエジプト戦は良かったが、第3戦ではウルグアイに0-3で完敗。ベスト16ではスペイン相手に攻め手がなく、徹底的に守ってPK戦の末に勝利を掴んでいる。ベスト8入りは見事だが、抜群の戦いぶりとは言えないか。

そして注目すべきは日本代表を撃破したベルギー代表だ。タレントは揃っているが、6位と評価は低い。日本相手の戦いぶりがよくなかったと指摘されており、組織力の部分には疑問も多い。「ブラジル相手に同様のプレイをすれば、彼らはカザンの地で完全に破壊されるだろう」と伝えており、日本戦から修正すべきと主張している。

5位、4位、3位については大きな差はないかもしれない。グループステージから安定しており、それぞれ特徴を活かせている。対戦相手で見ればイングランドはスウェーデン、クロアチアはロシアと恵まれており、ベスト4入りは堅いか。

そして2位フランスと1位ブラジルが優勝の大本命だ。しかしフランスはグループステージで低調な戦いを見せたり、ベスト16でもアルゼンチンに3失点している。キリアム・ムバッペへの依存も気になるポイントで、安定感の面ではブラジルが上だろう。同メディアはフィリペ・コウチーニョが大会MVPにも近づいていると称賛しており、今のブラジルをレアル・マドリードのように決め切る時に決めてしまえるチームと評価している。個の力に加えて組織も安定しているブラジルこそパワーランキング1位にふさわしい。

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