「好調時の彼は1人でチームを勝利に導ける」 ローマ戦で別人の姿を見せたミランFWレオンに求めたい継続性

ローマ戦で活躍したレオン photo/Getty Images

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ローマ戦では決勝点をアシスト

前節アタランタ戦では前半45分で13回しかボールに触れず、コンディション不良もあって前半だけで退く悔しい結果に終わったミランFWラファエル・レオン。

しかしコンディションの問題はそこまで深刻なものではなかったようで、2日に行われたセリエA第10節・ローマ戦では2トップの一角で先発出場。得意とする左サイドからの仕掛けが冴え渡るシーンもあり、39分にはその左サイドの仕掛けからDFストラヒニャ・パブロビッチの決勝点をアシストしてみせた。

レオンは以前よりパフォーマンスに波のある選手だが、好調時は特別な違いを生み出せる。伊『Gazzetta dello Sport』によると、ミランのイグリ・ターレSDもレオンのクオリティに絶対の信頼を寄せる。
「レオンは非常に良い選手だよ。好調時の彼は1人でチームを勝利に導ける。今週も彼とたくさん話し合った。私は彼に自信を持っているし、素晴らしいゲームを見せてくれると確信している。彼もそれを約束してくれたからね」

ローマ戦では体を張ってボールをキープするシーンもあり、アタランタ戦とは別人のようなパフォーマンスだった。決定機を決め切れない惜しいところもあったが、ローマ戦のパフォーマンスを継続できれば文句なしだろう。

ローマ相手の勝利でミランは勝ち点を21に伸ばし、首位ナポリとは1ポイント差の3位につけている。スクデットも夢ではないが、そのためにはレオンのパフォーマンス継続が絶対条件だ。



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