ヴィカーリオはラヤのようになれる!? 配球を改善できるとフランク監督「最大限努力して改善する必要がある」

パスミスを批判されるヴィカーリオ Photo/Getty Images

続きを見る

パスミスが目立つヴィカーリオ

現在プレミアリーグ11位と、ボトムハーフまで順位を落としてしまったトッテナム。ここ7試合では1勝しか挙げることができていない。

敗因を1人の選手のせいにはできないが、このところファンから批判されているのはGKグリエルモ・ヴィカーリオのパフォーマンスだ。前節ノッティンガム・フォレスト戦ではボールをもらいに降りてきたアーチー・グレイの逆足にパスをつけてしまい、グレイはすぐ後ろに迫っていたイブラヒム・サンガレのボールを奪われ、先制点を奪われるきっかけを作ってしまった。

第13節フラム戦でも飛び出して足でボールを処理しようとしたが、中途半端なクリアボールを拾われてガラ空きのゴールに流し込まれている。しかし指揮官トーマス・フランクは、自身が指導してきた現アーセナルのダビド・ラヤや現レヴァークーゼンのマーク・フレッケンのように、ヴィカーリオの配球も改善できると語った。フランク監督はブレントフォード時代に両GKとともに仕事をしている。
「彼は非常に優れたゴールキーパーであり、素晴らしいシュートストッパーだ。今季、彼がもっとも必要とされたときに、彼はチームを大いに救ってくれた。そして他のゴールキーパーと同じように、彼にも改善すべき点がいくつかあり、それは最大限努力して改善する必要がある。彼の配球のレベルは高かったが、さらに改善できる点がある。我々はその点に取り組んでいる」

「ブレントフォードでは、まずパスからゴールに繋げることができたダビド・ラヤが注目された。我々は努力して上達したが、その後彼は我々が名前を言えないクラブに売られてしまった。そしてマーク・フレッケンがブレントフォードに来たとき、最初の6カ月は少し時間がかかったが、彼は自然に成長することができた」

現代のサッカーでは、GKにも足元の技術が要求される局面が多々ある。ラヤほどとはいかずとも、ヴィカーリオはフランク監督の指導で配球面を改善することができるだろうか。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.312 波乱の前半戦TOPICS

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ