市場価値は150万ユーロから2000万ユーロまで急上昇 ブンデスで“ドリブル成功数1位”、ライプツィヒで育つ18歳の宝石

ライプツィヒでプレイするディオマンデ photo/Getty Images

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チームも2位と順位を上げてきた

今季のブンデスリーガ開幕節でバイエルンに0-6の大差で敗れた時はどうなるかと思ったが、ライプツィヒはそこから何とか持ち直した。第2節のハイデンハイム戦からは7勝1分と調子を上げていて、ブンデスリーガ2位まで順位を上げてきた。絶対王者バイエルンに対抗できる数少ない勢力の1つと言えよう。

それを支えるのは、若手戦力たちだ。ライプツィヒは若手育成に長けたクラブであり、今夏も多くの若手を獲得している。FWベンヤミン・シェシュコ、シャビ・シモンズ、ロイス・オペンダ、DFモハメド・シマカンなど主力の多くが退団したが、その穴を若手補強で巧みに埋めているのだ。

その中でブンデスリーガ公式が『新たな宝石』と称賛したのは、スペインのレガネスから加わった18歳のFWヤン・ディオマンデだ。
左ウイングを主戦場とするディオマンデは、ここまでリーグトップとなる25回のドリブルを成功させている。ちなみに2位は同じライプツィヒでプレイする20歳のノルウェー代表FWアントニオ・ヌサで、実にライプツィヒらしいフレッシュな2人だ。

ディオマンデは今季35.89km/hのトップスピードも記録していて、これはウニオン・ベルリンFWオリヴァー・バークの36.01km/hに次いで現時点でリーグ2位の数字だ。

加入当初の市場価値は僅か150万ユーロだったが、それが今では2000万ユーロにまで急上昇。ここまでブンデスリーガでは2ゴール3アシストを記録しており、このまま数字を伸ばせばビッグクラブが早いうちに手を伸ばしてきそうだ。



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