岡崎慎司は出遅れた? サウサンプトン戦からレスターは来季への準備がスタートしている!

レスターの岡崎 photo/Getty Images

若手も積極的に起用

レスター・シティを指揮するクロード・ピュエルは、今節スコアレスドローに終わったサウサンプトン戦を含むリーグ戦ラスト5試合から来季への準備がスタートしているとの考えを試合前に明かしていた。ピュエルは昨年10月にクレイグ・シェイクスピアに代わって指揮官に就任しており、開幕からレスターを指揮するのは来季が初となる。それへ向けた準備はすでにスタートしているというわけだ。

地元紙『Leicester Mercury』もその準備に注目しており、今節のサウサンプトン戦ではこれまで最終ラインの主力だったウェス・モーガンとダニー・シンプソンの2人がスタメンから外れている。この2人はシーズンを通してスタメンを張ってきており、これも改革の1歩なのだろう。

さらにプレイタイムは短かったが、この試合では20歳のMFハーヴェイ・バーンズ、同じく20歳のMFハムザ・チョードゥリー、今冬にフランスのアジャクシオから加入した22歳のFWフォセニ・ディアバテを途中出場させている。こうした若手にチャンスが与えられるのも来季へ向けた準備の1つだ。バーンズとチョードゥリーの2人はクラブの下部組織出身選手で、今後のさらなるブレイクに期待がかかる。
となれば、足首を痛めてサウサンプトン戦を欠場したFW岡崎慎司は来季への準備に出遅れたと考えられる。もちろんまだ挽回は十分に可能ではあるが、来季へ向けて残り試合で確実にアピールしていかなければならない。すでに新チームのポジション争いはスタートしており、ピュエルの準備が2018-19シーズンにどう繋がっていくのか楽しみだ。


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