“同胞”A・サンチェスを救うのはこの男か モウリーニョが獲得を狙うのは……

来季以降の序列が不透明なビダル photo/Getty Images

78億円で獲得へ

2015年よりバイエルン・ミュンヘンに在籍しているMFアルトゥーロ・ビダル(チリ代表)。ユップ・ハインケス監督就任以降も出場機会を得ている同選手だが、MFレオン・ゴレツカ(現シャルケ)の今季終了後の加入が決定したことにより、来季以降の自身の序列が不透明に。早くもチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が有力視されている。

こうした状況のなか、マンチェスター・ユナイテッドが同選手の獲得に本腰を入れたことが英『THE Sun』で明らかに。マイケル・キャリックの今季限りでの現役引退、及びアンデル・エレーラやマルアン・フェライニの去就が不透明な現状を受け、同クラブのジョゼ・モウリーニョ監督が中盤の補強を決断。チリ代表で共にプレイするアレクシス・サンチェスとの連係構築を目論んでいるほか、同クラブがビダルの移籍金として5250万ポンド(約78億円)を支払う構えを見せていることが併せて報じられた。

1月にマンチェスター・ユナイテッドに加入して以降、パスを出すタイミングを掴めない場面が目立っているサンチェス。フリーランニングのタイミングが秀逸なビダルの獲得が実現すれば、チリ代表コンビによるパスワークで敵陣を切り裂くことが可能となり、相手チームにとって脅威となることは間違いないだろう。


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