プレミアのタイトル争いは“あと2週間で決着”する!? 元アーセナルFWが主張「もし第11節でシティとリヴァプールが……」

10月全勝、絶好調のアーセナル Photo/Getty Images

ライバルが躓いているのは確かだ

現在、勝ち点「22」でプレミアリーグ首位を走るアーセナル。すでに2位ボーンマスと勝ち点4、3位トッテナムと勝ち点5の差をつけており、早くも頭ひとつ抜け出した感がある。

元アーセナルのポール・マーソン氏は『sportskeeda』にて、あと2週間でタイトル争いは決着するかもしれないと語った。

「私は9月19日に、アーセナルがマンチェスター・シティとニューカッスル・ユナイテッドとの試合で勝ち点4を取れればリーグ優勝すると言った。アーセナルはそれを成し遂げた。私は自分の発言を支持するよ。実際、タイトル争いはあと2週間で決着するかもしれない」

「彼らはインターナショナルブレイク前にバーンリーとサンダーランドと対戦し、一方リヴァプールはアストン・ヴィラとマンチェスター・シティと対戦する。アーセナルは両試合に勝利するだろうと予想でき、今週末のリヴァプールの試合は勝利に賭けられない。もし第11節(シティ×リヴァプール)でシティとリヴァプールが互いに勝ち点を奪い合えば、アーセナルが楽々とリーグ優勝するだろうと思う」

まだ前半戦ではあるが、優勝を争うだろうライバルたちが揃って躓いているのは確かだ。一方アーセナルは10月を全勝、失点0という素晴らしい成績で乗り切っている。マーソン氏の言うように第11節でシティとリヴァプールがドローになれば両チームはさらに勝ち点を落とすことになり、差はかなり広がってしまう。

ただしアーセナルは11月末にトッテナム、チェルシーとの連戦が待っており、その間にはCLバイエルン・ミュンヘン戦も挟まっている。マーソン氏の意見はやや気が早いといえるが、アーセナルの極端に少ない失点数を見れば期待したくなるのも理解できる。マーソン氏はアーセナルの失点数について、次のようにも語っている。

「先日、こんなクレイジーな統計を見たんだ。もしアーセナルが今季直面したすべてのシュートで失点していたとしても、この時点でまだ13か14ポイントを獲得しているとね。この数字はまさに驚異的だ。アーセナルはかつてのジョゼ・モウリーニョ率いるチェルシー(シーズン通して15失点)と比較されてきた。当時のチェルシーとアーセナルの違いは、彼ら(チェルシー)がシーズンを通してそれをやり遂げたことだ」

「アーセナルはまだ9試合でしかそれを達成しておらず、シーズンの4分の3が残っている。アーセナルがチェルシー並の強さを目指すなら、今後の9試合で4失点以内に抑えなければならない。もしそれが今の時代に実現できるなら、まさに信じられないことだ」

状況がかなりアーセナル優位に傾いているのは事実で、あと2試合とはいかずとも11月をこのままの調子で乗り切ることができれば、悲願のリーグ優勝はぐっと近づいてくるだろう。

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