UEFAチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第2節。アーセナルはオリンピアコスをホームに迎えた。
立ち上がりから激しいハイプレスを見せるオリンピアコス。アーセナルはそれを掻い潜って攻撃を仕掛ける形。さっそく2分にルイス・スケリーのクロスにマルティネッリがフリーで飛び込んでチャンスを迎える。
スコアが動いたのは12分、ウーデゴーのスルーパスに前向きで抜け出したギェケレシュがDFを弾き飛ばしてシュートに持ち込む。シュートはこぼれるが、それをマルティネッリが押し込んでアーセナルが先制する。
20分にはオリンピアコスにチャンス。右からのクロスにポデンセが強烈なボレーで合わせるが、ラヤが弾き出した。
31分にも再びギェケレシュがスルーパスに抜け出すが、今度はマークをはがせずシュートは吹かしてしまう。オリンピアコスも36分に左からのクロスにエル・カービが飛び込んで合わせる形を見せ、アーセナルを脅かすが得点には至らない。
41分には再びスルーパスに抜け出してカットインしたギェケレシュがシュート。42分にも右からのクロスをトロサールがフリーで合わせるが、どちらも枠を外れていく。前半はアーセナルが1点リードで終える。
後半も攻勢に出るのはアーセナル。54分にはメリーノから左サイドに出したパスをトロサールがフリーで受け、ボレーでファーサイドを狙うが、これは枠を外れる。
両チームとも選手交代を行いながらチャンスをうかがう。タレミを前線に投入したオリンピアコスは再び前線からのプレスを強めるが、アーセナルは巧みなビルドアップでプレッシングをかわしつつ前進。65分には交代出場のライスが低い位置からウーデゴーに一気にパスを通し、引き付けたところでトロサールにパスを通すが、シュートは阻まれてしまう。
オリンピアコスは66分にエル・カービがネットを揺らしたかに思えたが、これはオフサイドの判定。なかなか追加点が奪えないアーセナルは、サカとエゼを投入し状況の打開をはかる。
82分にはサカのマイナスのクロスに飛び込んだウーデゴーがボレーで合わせるが、ツォラキスのファインセーブに遭いゴールならず。
オリンピアコスも18歳のムザキティスほか3人の選手を投入し同点弾を狙いにいくが、アディショナルタイムにスコアを動かしたのはアーセナル。ウーデゴーのスルーパスを受けたサカが左足を振り抜くと、GKは抑えきれずボールは股を抜けてゴールに転がりこんだ。
またしても交代選手が結果を出したアーセナルが、リーグフェーズ2連勝を飾った。
[スコア]
アーセナル 2-0 オリンピアコス
[得点者]
アーセナル
ガブリエウ・マルティネッリ(12)
ブカヨ・サカ(90+2)