直近4試合で3枚のレッドカード 退場者続く状況にチェルシー指揮官が言及 「時にはゴールやチャンスを許した方が良いこともある」

チェルシーの指揮官マレスカ photo/Getty Images

早急に改善すべきポイントか

チェルシーはCLリーグフェーズ第2節でベンフィカと対戦。ジョゼ・モウリーニョ監督の凱旋試合としても注目を集めたこの試合は18分アレハンドロ・ガルナチョがオウンゴールを誘発、これが決勝点となり、チェルシーが1-0の勝利を飾った。

ホームでしっかりと勝ち点3を手にしたチェルシーだが、気になる点はまたしても退場者を出してしまったことだ。この試合では90+6分にジョアン・ペドロが2枚目のイエローカードをもらってしまった。終了間際であったこともあり、数的不利の状況に悩まされることはなかったが、足を高く上げてしまう軽率なプレイだったとも言える。

チェルシーは直近4試合で3枚のレッドカードを受けており、マンチェスター・ユナイテッド戦では6分にロベルト・サンチェス、クリスタル・パレス戦ではトレヴォ・チャロバーが54分に退場した。ユナイテッド戦(1-2)とブライトン戦(1-3)は負けており、不用意なレッドカードはチェルシーが早急に改善すべき点だと考えられている。

この試合の後、指揮官のエンツォ・マレスカは退場者が続く現状に言及しており、「問題はない」と語りつつも、状況を考える必要があると話した。

「残念ながら、またもや避けるべきレッドカードだ。サンチェスは悪いプレイをしたわけではなく、ただゴールを守りたかっただけだ。チャロバーもゴールを守りたかっただけだ」

「今夜の試合でジョアンが2枚目のイエローカードをもらった場面は、相手選手に触れてはいなかったが、その動き自体が危険なものだったと思う。だから個人的には、何の心配も問題もない。ただ、その場では別の理由をつけて退場を避ける必要があるだろう」

「時にはゴールやチャンスを許した方が良いこともある。そうすれば11対11の状態で、あと何分もプレイできるからだ」(英『Daily Mail』より)

退場処分を受けた3名を擁護しつつ、時間帯やスコアを気にする必要性もあると語ったマレスカ。

今週末にはリヴァプールとの大一番が待っており、プレミアリーグ2連敗中の状況を打開したいところだが、勝ち点3を掴めるか。


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