1億ポンド超えでリヴァプール加入も、未だ0ゴール0アシスト ヴィルツにスタメン落ちの時はくるか「彼はクラブに加入してから何も成し遂げていない」

リヴァプールに加わったヴィルツ photo/Getty Images

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この状況が続けば厳しい判断も必要か

1億ポンドを超える移籍金で加入したこともあり、リヴァプールMFフロリアン・ヴィルツにはかなりのプレッシャーがかかっていることだろう。

13日にはプレミアリーグ第4節でバーンリーを1-0で撃破し、これでチームは開幕から4連勝だ。しかし、先発出場を続けるヴィルツはまだ0ゴール0アシストだ。

まだチームメイトと連携を深めている段階ではあるが、この状態が続く場合は指揮官アルネ・スロットに非情の決断が求められる時がくるだろう。クラブOBのスティーブ・ニコル氏はヴィルツをスタメンから外す考えも必要との見方を示す。
「(バーンリー戦で)最もがっかりしている選手を挙げるとすれば、ヴィルツとなるだろう。この日のようなゲームの流れを変えるのが彼の役割で、そのために獲得された。しかし今日もまたそれを成し遂げることはできなかった。彼はクラブに加入してから何も成し遂げていない。ただチームは勝利しているため、スロットはヴィルツを先発で起用し続け、真の力が発揮されることを期待するだけの時間がある」

「それでもベンチへ下げるタイミングは必ずある。左サイドで彼を起用してみるのも良いかもしれない。しかし、スロットがヴィルツをベンチに座らせるべきか決めなければならない時がくるということだ。もしそれがチームにとって最善ならばね。スロットも高額の報酬を得ているわけだから。たとえ1億ポンド以上で獲得していたとしても、その選手が結果を出せない場合は難しい決断を下さないといけないんだ。正直言って、その決断の時はそれほど遠い未来の話ではないと思うよ」(『ESPN』より)。

過去にはブンデスリーガからプレミアリーグに挑戦し、フィジカルレベルの違いなどに苦労した選手もいる。ヴィルツも大柄な選手ではないため、その点では苦労する可能性がある。

リヴァプールはここから17日にチャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリードと戦い、20日にはエヴァートンとのダービーマッチがある。この重要な2試合ではヴィルツにも結果が求められそうで、ここでも結果が出なかった場合はサポーターからも厳しい意見が出てくるかもしれない。



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