選手と戯れた有名格闘家の行動をアーセナルが問題視 試合後のピッチ上で打撃パフォーマンスの悪ふざけ

主力をケガで欠いているため敏感にならざるを得ないアーセナル photo/Getty Images

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アルテタ監督も懸念

アーセナルは、チャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦後にスタンドからピッチへ降りてきた格闘家の行動を問題視しているようだ。

日本時間10月1日の早朝に行われたこの試合は、アーセナルのホームのエミレーツ・スタジアムで行われ、見事ガナーズが2−0で勝利していた。その試合を観戦しに来ていたのが、問題の的となっているUFCファイターのコナー・マクレガーだった。

マクレガーに対しては、ピッチへ降りる許可が出ていなかったはずであったが、彼がピッチ上でブカヨ・サカと交流している姿が確認されている。『CAUGHTOFFSIDE』によると、マクレガーはその際、スタンドに戻るように促されていたそう。そしてアーセナルは、なぜ部外者である彼がピッチに降りてこられたのか、調査に乗り出す予定だという。
クラブがここまで問題視している理由は、何も許可なくピッチに降りてきたことだけではないようだ。というのも、どのような経緯でこうなったのかは定かではないが、マクレガーがサカに対してパンチやキックなどのジェスチャーで戯れていたのだ。

アルテタ監督は、この行為を選手の負傷に発展しかねない軽率な行動だと考えている。この交流の様子を映した動画では、お互いに笑い合い和やかな雰囲気ではあるものの、サカが最後に「気をつけて」と言葉を発している通り、格闘家のジェスチャーは思った以上にサカの体の近くにまで迫り、彼が恐怖を感じていてもおかしくはない。そして万が一、打撃が体に当たることもありうるし、避けようとした弾みで転倒して打撲や骨折といった事態にもなりかねない。選手を守る監督としては当然の考えだろう。プレミアリーグでは今後、有名人のゲストであっても、選手との交流に厳しいルールが設けられるもしれない。

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