インテルにやってきた196cmの“超大型CB” ドイツ代表入りに繋げたい巨人DFの挑戦

インテルに加入したビセック photo/Getty Images

ミランのティアウに続きたい

まだセリエAで7分間しか出番を得ていないが、今夏インテルに加入したドイツの若き超大型センターバックは成功を掴めるだろうか。

デンマークのオーフスGFから700万ユーロで加わった196cmのDFヤン・ビセック(22)だ。

U-21ドイツ代表でもプレイしてきたビセック獲得は、数年後への投資的意味合いが強い。アレッサンドロ・バストーニやフランチェスコ・アチェルビ、バイエルンから加わったバンジャマン・パヴァールら実力者が揃うインテルの最終ラインにて、22歳と若いビセックがポジションを奪うのは簡単ではない。即戦力というよりは、1、2年後の活躍に期待してのものだろう。
この補強が成功に繋がるかは分からないが、196cmのサイズは魅力的だ。伊『Calciomercato』によると、ビセックもインテルで忍耐強く戦っていきたいと将来の活躍を誓っている。ライバルクラブのミランで活躍するドイツ代表DFマリック・ティアウと同じルートを辿りたいようで、目指すはインテルでのブレイクからのドイツ代表入りだ。

「初めてインテルからオファーの話が来たときは、少し信じられなかったよ。まずは忍耐強くチームに適応すべく努力し、学んでいかなければならない。僕はチームの中でも最年少に近い選手の1人だからね」

「インテルのようなクラブでプレイする選手は、常に代表チームの監督から注目されたいと思うものだ。良き友人でもあるマリック・ティアウは素晴らしいお手本だよ。彼はミランでポジションを獲得し、ドイツ代表から声がかかったからね」

同じ22歳のティアウは2022年にシャルケからミランへ移籍し、今では主力の1人へと成長した。こちらも194cmとサイズがあるセンターバックで、今年6月にはA代表デビューを果たしている。

ビセックも同じ流れに乗りたいところだが、実力者揃いのインテルでポジションを確保できるだろうか。

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