《1億ユーロ超え移籍金》は失敗例ばかり? アザール、コウチーニョ、ポグバら辛口5段階評価が話題に

レアルを離れることになったアザール photo/Getty Images

大成功と呼べる選手はゼロ?

近年は移籍金が1億ユーロを超えるケースも珍しいものではなくなってきた。今夏もすでにレアル・マドリードがドルトムントMFジュード・ベリンガム獲得を1億300万ユーロでまとめたと報じられており、他にも1億ユーロ越えのビッグディールが実現するかもしれない。

ただ、1億ユーロ以上の移籍金に見合うパフォーマンスを発揮できた選手がどれだけいるだろうか。あまりにも移籍金が高額すぎて、高すぎる要求に応えられず苦労する選手も少なくない。むしろ成功例は少ない方か。

英『GIVE ME SPORT』は1億ユーロ越えの移籍金で動いた選手14名をリストアップし、その選手たちを『インクレディブル』、『非常に良い』、『妥当』、『お金の無駄』、『惨状』と5段階評価をつけている。
このうち上から2番目の『非常に良い』に入ったのは、1億8000万ユーロで移籍したパリ・サンジェルマンFWキリアン・ムバッペだ。PSGでは通算260試合で212ゴールを挙げており、今季もリーグ・アンで得点王に輝いている。得点数を見れば、十分すぎる活躍だ。

『妥当』にはマンチェスター・シティに1億1750万ユーロで移籍したMFジャック・グリーリッシュ、1億1700万ユーロでユヴェントスへ移籍したFWクリスティアーノ・ロナウド、2億2200万ユーロでパリ・サンジェルマンへ移籍したFWネイマール、今冬1億2100万ユーロでチェルシーへ移籍したMFエンソ・フェルナンデス、1億100万ユーロでレアル・マドリードへ移籍したFWガレス・ベイルだ。

グリーリッシュは1年目の昨季こそ苦戦したが、今季は文句のつけようもないパフォーマンスだ。セリエAでも得点王のタイトルを獲ったロナウド、怪我に苦しみながらもチャンピオンズリーグ決勝など重要な場面でゴールを決めてきたレアルのベイル、ネイマールに関しても同メディアは173戦118ゴールの成績はまずまずと評価する。フェルナンデスに関してはまだ評価を出すには早すぎるように思えるが、22歳と若いのは魅力だ。今冬の加入から半年で見せたパフォーマンスは未来への期待感を感じさせるものと言える。

『お金の無駄』と厳しい評価を受けたのは、2016年に1億500万ユーロでマンチェスター・ユナイテッドへ復帰したMFポール・ポグバ、1億1300万ユーロでインテルからチェルシーへ向かったFWロメル・ルカク、1億2720万ユーロでアトレティコ・マドリードへ移籍したFWジョアン・フェリックス、1億2000万ユーロでバルセロナへ向かったFWアントワーヌ・グリーズマンの4人。

ポグバは怪我の影響もあって一貫性を欠き、ルカクもチェルシーでは結果が出なかった。フェリックスもディエゴ・シメオネのスタイルと合わず、グリーズマンもすでにアトレティコへ戻っている。実力はある4人だが、移籍金に見合うパフォーマンスとは言えないだろう。

最後に最も悪い『惨状』と評価されてしまったのは、1億1500万ユーロのレアル・マドリードFWエデン・アザール、1億3500万ユーロのバルセロナMFフィリペ・コウチーニョ、1億4000万ユーロのバルセロナFWウスマン・デンベレの3人だ。

デンベレに関しては厳しすぎるようにも思えるが、怪我が多すぎる点がマイナス評価の理由だ。加入からの6年でリーグ戦127試合に留まっている稼働率には問題がある。

今季限りでレアルを離れることになったアザールは言うまでもなく、リヴァプールからバルセロナへ移籍したコウチーニョも本来の実力を発揮できなかった。バルセロナ移籍以降は迷走が続いており、明らかにリヴァプール時代がベストだった。

最後に、今夏レアルへの移籍で合意に達したベリンガムは『非常に良い』に入れられている。まだレアルでプレイしてない選手を評価するのも珍しい話だが、1億300万ユーロの移籍金に見合う実力はあるとの評価だ。いずれもベリンガムと同様に移籍が決まった直後は成功間違いなしと特大の期待をかけられてきたのだが、ベリンガムは『非常に良い』の評価を守れるだろうか。

また、最上位の『インクレディブル』は該当者なしとなっている。やや厳しい結果に思えるが、それほど1億ユーロ超えの移籍金に見合うパフォーマンスを見せるのは難しいということだろう。

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