バルセロナでもプレイしたコロンビアの巨人DFはなぜ…… 降格危機のエヴァートンでベンチを温め続ける現状

エヴァートンで出番がないミナ photo/Getty Images

コロンビアの次代を担うと期待された

リーグ戦32試合を消化し、19位。いよいよエヴァートンが危ないエリアに入ってきた。

シーズン途中には指揮官フランク・ランパードを解任するなど手は加えているのだが、浮上のきっかけが見えてこない。

そんなエヴァートンでベンチを温め続けているDFがいる。バルセロナにも所属していた経験を持つコロンビア代表DFジェリー・ミナ(28)だ。
195cmのサイズを誇る大型センターバックのミナは、2018年にブラジルのパルメイラスからバルセロナへ移籍。2018年のワールドカップ・ロシア大会ではDFながら3ゴールを記録するなど、コロンビアの次代を担うDFとして注目度は高かった。

しかしバルセロナで成功を掴むことはできず、2018年にエヴァートンへ移籍。当初はレギュラーだったが、怪我にも苦しんだ。

今季も怪我で出遅れることになり、序列は低下。シーズン中盤より復帰しているが、ベンチに座ったままだ。今季リーグ戦でのプレイタイムは僅か236分と、苦戦するチームの力になりきれていない。

エヴァートンの場合はマイケル・キーンとジェイムス・ターコウスキーのセンターバックコンビがまずまずの評価を得ており、ターコウスキーに至ってはイングランド代表にふさわしいとの見方もある。

これもミナが3番手以下になっている理由ではあるが、バルセロナ入りで注目されたほどの選手が残留の危機にあるチームで3試合しか出番をもらっていないのは寂しい。

エヴァートンには降格の危険があるが、その場合28歳のミナはどうなるのか。期待されたキャリアとは異なる厳しい日々が続いている。

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