パス噛み合わず三笘もガックリ…… 昨季ベルギーで26ゴール奪った点取り屋は“プレミア0ゴール”に終わるのか

ブライトンでもがくウンダフ photo/Getty Images

FA杯のユナイテッド戦でも良いところなく……

ベルギー1部で26ゴール12アシストを決めた昨季の輝きはどこへ。

今季より移籍したブライトンで苦戦しているのが、ドイツ人FWデニス・ウンダフ(26)だ。

昨季のウンダフはベルギーのロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズでリーグ戦26ゴールと爆発し、一時はドイツ代表入りもあるとの声もあった。昨季のロイヤル・ユニオン・サン・ジロワーズでは日本代表FW三笘薫もプレイしており、2人はベルギー時代よりチームメイトだったのだ。
今季からは揃ってブライトンでプレイすることになったわけだが、数字的にはウンダフの方が当初の期待度は高かったかもしれない。何より昨季のベルギー1部得点王であり、数字だけを見れば三笘よりインパクトがあった。

しかし、ウンダフはまだプレミアリーグ初得点を決められずにいる。ポジションを確保できないまま時が過ぎ、ここまで14試合に出場して0ゴール。なかなかきっかけが掴めずにいる。

先日にはFA杯・準決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦に途中出場したものの、あまり良いところがなかった。三笘との連携も噛み合わず、冷静な三笘が不満を顔に出すシーンもあった。

ウンダフにとっては難しい時間が続いているが、それでもベルギーでの26ゴールは偶然ではないはず。地元メディア『Sussex Live』によると、ブライトン指揮官ロベルト・デ・ゼルビは自信を持つことが大切とウンダフをフォローする。

「ウンダフは大きな可能性を秘めているよ。彼は優れた選手だ。だが、何よりもまずは自分自身をもっと信じないといけないと思う。彼にはクオリティがあるからだ」

デ・ゼルビ率いるブライトンのチームスタイルは独特で、求められる仕事も多い。しかし、三笘を中心とした攻撃は質が高く、チャンスメイクの量も多い。FWのウンダフにチャンスボールは届いているはずで、あとはベルギーで見せていた得点感覚を発揮するのみだ。

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