20歳で《リーグ・アン12ゴール》の才能が恐ろしい またまたフランスで育つストライカーの未来

モンペリエでプレイするワヒ photo/Getty Images

次のW杯で主力になる可能性も

フランス代表は2026年のワールドカップでも優勝候補に挙げられるだろうが、センターフォワードに誰が入るのだろうか。

昨年のカタール大会ではフランクフルト所属のランダル・コロ・ムアニがブレイクし、3月より始まったEURO2024予選でもコロ・ムアニは最前線を任されていた。抜群の身体能力があり、現時点ではセンターフォワード1番手か。

だが、フランスのタレント力は世界屈指だ。すでにコロ・ムアニを追う有望株も出てきている。

フランス国内のモンペリエで着々と評価を伸ばしているのは、20歳のFWエリー・ワヒだ。

昨季はリーグ・アンで10ゴールを奪っていたが、今季はここまで25試合をこなして12ゴールを記録。すでに昨季の数字を超えており、20歳の逸材は着実に成長している。

仏『Foot Mercato』によると、元フランス代表DFビセンテ・リザラズ氏もそのポテンシャルを絶賛。ビッグクラブへのステップアップで正しい移籍先を選べば、スター選手になれると期待をかける。

「ワヒは優れた身体能力があり、スピードもあってゴール前でも上手さがある。アーセナルやドルトムントといったクラブは若手が向かうには良い選択だと思うし、正しい選択をすれば遠くへ行ける」

20歳の若さで2シーズン連続リーグ・アン二桁得点となれば、ビッグクラブが放っておくはずはない。また1人フランスから大物FWが誕生するとなれば、2026年大会でも優勝候補筆頭となりそうだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.292 最強ボランチは誰だ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:コラム

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ