ティーレマンス、ダニーロに続く第3の選択肢 アーセナルが狙う“イタリアのバンバ”とは何者だ

ポルトガルで活躍するイブラヒマ・バンバ photo/Getty images

注目の若手だ

プレミアリーグで首位を走るアーセナルは、冬の移籍市場が重要となる。前半戦は完璧といえる出来であり、気になる点を補強していきたい。

中盤の補強は多くの候補が挙がっており、レスターのユーリ・ティーレマンスやパルメイラスのダニーロがそうだ。今季の夏から獲得が報じられることが多くなっており、今冬に動きがあるかもしれない。

英『football.london』は、ポルトガルリーグのヴィトーリアでプレイするMFイブラヒマ・バンバにアーセナルが関心を寄せていると報じている。
バンバはヴィトーリアの下部組織で育った20歳で、ポジションは守備的MFだ。ただヴィトーリアでは3バックの中央でプレイすることも多く、ユーティリティ性が光っている。評価額は2650万ポンド(日本円にして約44億円)とされており、安価な選択肢とはならなそうだ。アーセナル以外にも、パリ・サンジェルマンやアタランタ、ビジャレアルが興味を示している様子。

アーセナルにいる守備的MFはトーマス・パルティとモハメド・エルネニーの2人で、若いアルベール・サンビ・ロコンガもこのポジションで起用されることがある。ただトーマスは怪我が多く、エルネニーは30歳と若くない。サンビ・ロコンガはまだまだ物足りないパフォーマンスに終始しており、中盤の底は補強が必要なポジションだといえる。

ただ現状の問題をバンバで解決できるかは怪しいところだ。まだ若く、5大リーグでの経験はない。評価額は2650万ポンドと高額で、それであればプレミアリーグの経験があるティーレマンスを獲得すべきか。

今後名を揚げることになりそうなバンバ。イタリア出身の選手であり、フル代表に呼ばれる日も近いか。

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