ウタカ封じに成功した広島の3バック 堅守支える荒木&佐々木の“日本代表コンビ”が披露した球際の強さ

サンフレッチェ広島で躍動する佐々木翔 photo/Getty images

終盤失点を許したが彼らの堅守は武器になる

2021年シーズンは11位と厳しい順位でのフィニッシュに終わったサンフレッチェ広島。2022年シーズンは不調から脱却するために、ドイツ人指揮官ミヒャエル・スキッベを招聘。新型コロナウイルス感染拡大防止によりチームへの合流が遅れることになったが、第3節ヴィッセル神戸戦からチームを指揮している。

新監督就任ということもあって今季の広島は好調だ。22試合消化時点で9勝8分5敗勝ち点35のリーグ6位となっている。3位川崎フロンターレとの勝ち点差は2と少なく、ACL圏内でのフィニッシュも十分に考えられる。

今季の広島を象徴するのは堅守だろう。22失点はアビスパ福岡、浦和レッズに続くリーグ3番目の好成績で、負けないチームとして勝ち点を積み重ねている。17日のアウェイ京都サンガF.C.戦では追いつかれ引き分けで試合終了となったが、堅守を支える3バックが輝きを放っていた。

圧巻の存在感を披露したのは3バック左のDF佐々木翔と中央のDF荒木隼人である。今季はこの2人が不動であり、野上結貴と塩谷司がローテーションで右に入り彼らを支える。

3バックの中央を任されている荒木は186cmの長身を生かしたファイター型のセンターバックだ。京都戦では強さ、速さ、賢さ備えるピーター・ウタカと対峙したが、自慢の強度の高さを見せデュエルでは17戦14勝と驚異的な強さを披露している。ウタカ封じを成功させており、招集されたE-1選手権での活躍が楽しみだ。

3バックの左でプレイする佐々木の完成度は非常に高い。読みと体の強さを生かした守備、推進力のあるドリブル、アイデア豊富なパスでの攻撃関与とプレイのバリエーションが豊富で、3バックのサイドをやらせれば国内で右に出る者はいない。荒木同様にデュエルの勝率はよく京都戦では15戦9勝の数字を残した。フル代表でも招集される回数は増えており、森保一監督からの評価は非常に高い。

共にE-1選手権に招集された2人。今季とくに評価を伸ばしており、チームがタイトルを獲得することになればさらに称賛されることになるだろう(データは『SofaScore』より)。

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