後半開始直後の同点弾もクロップ監督の狙い通り? リヴァプールの得点意識が即結果につながる

マンCと引き分けたクロップ photo/Getty Images

46分にマネがゴールネットを揺らす

プレミアリーグ第32節でリヴァプールは、マンチェスター・シティと対戦。注目の首位攻防戦は、2-2のドローで決着している。1-2でハーフタイムを迎えたリヴァプールだったが、後半開始早々に同点に追いつき試合はそのまま終了した。

ゴールへの高い意識を持って後半に臨んだリヴァプール。アシストしたモハメド・サラーは、ボールを受けるとゴール方向へと動き出し、得点者のサディオ・マネとの意思疎通ができていた得点だった。

そんなゴールへの意識を駆り立てる施策をユルゲン・クロップ監督がハーフタイムに行っていた。英『Sky Sports』でマンC戦を振り返ったクロップ監督は、前半のディオゴ・ジョタのゴールシーンをハーフタイムに見せていたことを明かした。

「本当にいい場面だったので、私たちがあれをもっとできたら、さらなるチャンスが作れると思ったからだ。私はこの試合に勝てるという確信があった」

1点ビハインドの状況だったが、指揮官は前半のゴールシーンで勝利に自信があったようだ。その意識を選手たちにも植えつけるために得点シーンを見せ、選手たちを再び戦いへ駆り立てた。クロップ監督がハーフタイムに映像を見せたことでチームはゴールへの意識が今一度目覚め、後半開始直後の得点へとつながっているのだろう。結果的にはドローで決着となった今試合だが、マネの得点はハーフタイムに植えつけたクロップ監督の狙いが実ったゴールだったのだ。

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