“強さと上手さ”を兼ね備えた加藤陸次樹 持ち味を発揮して浦和守備陣を苦しめる

ゴールで浦和を破った加藤 photo/Getty Images

決勝進出へ導くゴールを奪取

YBCルヴァンカップの準決勝でセレッソ大阪と浦和レッズが対戦。2試合合計スコア2-1でC大阪が決勝進出を決めた。

この試合で決勝点を奪った加藤陸次樹は、自身の持ち味を見せつけて、浦和守備陣を苦しめた。加藤は何度も浦和のCBとボランチの間のスペースに顔を出してボールを要求。身体を張って攻撃の起点となっていた。

さらに加藤がスペースでボールを受けると、2トップを組む山田寛人が裏へ抜ける動きでCBを翻弄。加藤もカウンター時には簡単に前を向いてチャンスへと広げていった。そして53分に決勝点へとつながっていく。
FIFAワールドカップのアジア最終予選でオーストラリア代表に選出されたアダム・タガートを欠くC大阪。その状況下で加藤と山田の2トップという新たな可能性を見つけた準決勝となったことだろう。

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