“2部”のレヴァンドフスキと呼ばれる男 通算142点FWが担うシャルケ復活ミッション

ハンブルガーSVでも得点を量産したテロッデ photo/Getty Images

昇格請負人にシャルケは賭ける

かつては内田篤人やラウール・ゴンザレスが所属し、チャンピオンズリーグ決勝トーナメントを戦ったこともあるドイツの名門シャルケはブンデスリーガ2部に落ちてしまった。

新シーズンからは1部昇格へ向けた厳しい戦いに挑むことになるが、そこに頼れるストライカーが加わった。現役選手の中で誰よりも2部の戦いを知ると言っても大袈裟ではない33歳の大型FWシモン・テロッデだ。

このテロッデという選手は非常に興味深いキャリアを送っている。ブンデスリーガ公式はテロッデのことを「ブンデスリーガ2部のロベルト・レヴァンドフスキ」と表現しているが、これはテロッデを紹介するうえでピッタリの言葉だ。

なぜならテロッデは過去にブンデスリーガ2部得点王に3度も輝き、シュツットガルトとケルンを1部昇格へ導いているストライカーだからだ。

これまでブンデスリーガ2部では、253試合に出場して142点を記録。まさに圧巻の活躍で、本来であれば1部でも活躍すべき選手だ。

しかし、1部では58試合で10点しか奪えなかった。2部では無双出来るのだが、1部ではブレイクしきれない。テロッデはそんなキャリアを歩んでおり、2部のスペシャリストと言っていい存在だ。

2016-17シーズンはシュツットガルトのエースとして2部で25得点を挙げ、チームも1部へ昇格。しかし1部では結果を残せず、2018-19シーズンはケルンの一員として2部で戦うことに。そこでは29得点を記録し、ケルンは1部へ昇格。

2020-21シーズンは再び2部のハンブルガーSVでプレイし、24得点と爆発。そして新シーズンからはシャルケだ。2部では2014-15シーズンから5シーズン連続で二桁得点を記録し、そのうち4回は20点以上を奪っているテロッデはまさに2部のレヴァンドフスキと呼ぶにふさわしい。

シャルケにとっては貴重な戦力となるはずで、1部昇格請負人のようになっているテロッデの力で名門復活への一歩を踏み出したい。

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