14試合で9回のクリーンシート 復活の巨人GKこそ現代の“キング” 

レアルのクルトワ photo/Getty Images

批判を浴びた時期もあったが……

現在のGK界においてキングの位置に最も近い人物なのだろうか。

今季も開幕からレアル・マドリードの守護神ティボー・クルトワがハイレベルなパフォーマンスを見せている。

昨季から堅守が武器の1つになったレアルは、今季も開幕4試合のうち3試合でクリーンシートを記録。攻撃面が地味と言われる中、それをクルトワを軸とする鉄壁の守備が必死に支えている。今やレアルの主役は守備と言い切ってもいい。
スペイン『MARCA』が注目したのは、昨季6月からの成績だ。新型コロナウイルスの影響による中断が明けてから、クルトワはリーグ戦14試合に出場して9回もクリーンシートを達成している。

同じく現世界最高のGK候補に挙げられる選手たちと比較しても、クルトワのクリーンシート数は印象的だ。

アトレティコ・マドリードのヤン・オブラクは8試合、マンチェスター・シティのエデルソン・モラエスは7試合、バルセロナのマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンは6試合、復活したバイエルンのマヌエル・ノイアーでも6試合だ。

それぞれ試合数に少しの差はあるものの、同メディアは「キング・クルトワ」と称える。

現代のGKはセービングだけが仕事ではないが、安定感ではクルトワが今最も信頼の置けるGKかもしれない。

レアル加入初年度こそ批判を浴びたが、今や誰も疑わぬレアル不動の守護神だ。今季も鉄壁の守備を武器に、リーガ連覇とチャンピオンズリーグ制覇を目指す。

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