ノイアーは“No.1”を渡さない バイエルン&ドイツ代表で「僕がベストだと」

カップを掲げる中央のノイアー photo/Getty Images

後輩が迫るが……

バイエルン、ドイツ代表の両方で何かと議論を呼んできたのが、守護神問題だ。

両方ともマヌエル・ノイアーがNo.1になっているものの、バイエルンは今夏にシャルケからアレクサンダー・ニューベルが合流する。ニューベルはノイアーの後継者候補と考えられており、34歳のノイアーがそろそろポジションを譲る時なのではとの意見もある。

ドイツ代表の方ではバルセロナGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがここ数年高い評価を得ており、テア・シュテーゲンの方を守護神にすべきとの声も目立つ。
それでもノイアーは両方のゴールを守り続けてきた。そしてその意志は今後も変わらない。

独『Sport bIld』などによると、ノイアーは今でも自身がNo.1だと信じている。誰が来ようともポジションを譲るつもりはないのだろう。

「ピッチにベストプレイヤーを送り出さない指揮官がいるだろうか。もう僕は17歳ではないが、自分がベストだと確信している。バイエルンや代表チームでNo.1となれば、絶えず争いがあるものだ。この点において、新しいGKが加わっても変わらないよ。もしフットボールが僕にとっての重荷になれば、ラームのように辞めるつもりだ。だけど、今はまだ素晴らしい野心に溢れているんだ」

自ら譲るのではなく、あくまでも自身を越えていけとのスタンスか。バイエルンに加わるニューベルも、プレイタイムが約束されるはずと甘く考えるべきではなさそうだ。

来年には延期されたEURO2020も控えているが、ノイアーはここでもNo.1の座を死守する考えだろう。

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