ACミランに所属するポルトガル代表FWアンドレ・シウバが、まもなくモナコへ移籍することとなりそうだ。
A・シウバは2017年夏にポルトからミランへ移籍した。“クリスティアーノ・ロナウド2世”や同選手の“後継者”と呼ばれていたこともあり、大きな期待を背負ってミラノの名門へ加入したが、新天地のイタリアでは大苦戦。ポルト時代の2016-17シーズンはプリメイラ・リーガ32試合に出場して16ゴール6アシストを記録していたが、セリエA初年度となる2017-18シーズンは24試合で2ゴールしか記録することができなかった。
そして、昨季はセビージャへのレンタル移籍を決断。リーガ・エスパニョーラのデビュー戦でハットトリックを達成するなど、開幕7試合で7ゴールと華々しいスタートを切ったが、徐々に調子を落していった。さらに終盤には怪我にも悩まされ、最終的にリーグ戦27試合で9ゴール2アシストという結果となり、スペインでも思うような結果を残すことができず。契約内容には買取オプションが組み込まれていたが、セビージャが行使することはなく、本来の所属先であるミランへ復帰を果たしていた。
移籍の噂が絶えず、今夏の去就に注目が集まっているA・シウバ。新シーズンの所属先が不透明なままオフシーズンが終わり、ひとまずミランの一員としてプレシーズンのアメリカツアーに参加していた。しかし、伊『calciomercato』など複数の伊メディアによると、同選手はチームメイトに別れを告げ、以前から興味を示していたモナコへの移籍へ向けて、20日にミランのトレーニングキャンプから離脱したという。なお、移籍金は3000万ユーロ(約36億円)とのことだ。
この移籍が実現すれば、ポルトガル、イタリア、スペインに続きフランスと、4カ国目となる。近年、欧州各国のリーグを転々とするA・シウバだが、今度こそ身を固めることができるのか。まだ23歳と若く、ここからの巻き返しに期待したいところだ。
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