ミランの新コンビは2世になるな! ルイ・コスタがピョンテクとパケタにエール

今冬加入から活躍を続けるピョンテク photo/Getty Images

目覚ましい活躍を見せる2人

イタリア・セリエAのミランは現在リーグ戦4位と、このままいけばひさびさのチャンピオンズリーグ出場が決定する位置につけている。この快進撃を支えているのは、今冬加入したFWクシシュトフ・ピョンテクとMFルーカス・パケタの力によるところが大きいのは間違いない。その活躍ぶりから、かつてのミランを支えたレジェンドに例えられることもある彼らだが、その風潮に異を唱えるOBもいるようだ。

英『Squawka』によると、かつてミランで活躍したマヌエル・ルイ・コスタはピョンテクとパケタをシェフチェンコやカカーに例えるべきではないと次のように語っている。

「パケタは彼自身としてプレイすべきだし、そうなるだろう。カカーは10番だったが、私が見たことのある10番の中でも稀有な力の持ち主だったのでもう2度と見ることはないかもしれない。普通ではなかったよ。彼はカカーだったんだ。そしてパケタはパケタだ。私はパケタがセンターMFとしてプレイするのを見たことがある。技術的に彼はとても強力だよ。ワンダフルで宝石のような左足を持っている。ピョンテクは生涯ずっとそこにいたかのようだ。彼は印象的だった。しかしこの場合も、比較を行うことは無駄だね。ピョンテクはシェフチェンコや他の誰かではないけども、彼はミランの攻撃にさまざまな打開策をもたらし、多くの問題を解決したよ」

ルイ・コスタはミランの先輩として、自分たちが築き上げてきた栄光を後輩たちがプレッシャーと感じないように配慮しているのかもしれない。この2人がどう思っているかはわからないが、“〇〇2世”と呼ばれていい気分がしない選手も存在するだろう。

いずれにせよ、彼らがミラノの人々に評価されていることに変わりはない。まだミランで活躍した期間が1年にも満たないピョンテクとパケタだが、これからも継続して好パフォーマンスを披露し自身の名をレジェンドとして刻みたいところだ。

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