元ブラジル代表オスカル、心臓の異常が見つかり入院 現役引退の可能性も

上海ポートでプレイしていたオスカル Photo/Getty Images

一時意識不明に

 インテルナシオナルやチェルシー、上海ポート(上海上港)などで活躍し、古巣のサンパウロでプレイしていた元ブラジル代表MFオスカル。しかし、サンパウロは2026年シーズンに向けた定期健康診断でオスカルに異常が見つかり、入院したと発表した。

 同クラブは以下のように声明を発表している。

「2026年のプレシーズンに向けた準備の一環として、スーパーCTで火曜日の朝に実施された検査中に、オスカル選手は心臓に異常をきたす症状を示し、現場にいたクラブの専門家とアインシュタイン・イサレータ病院の医療チームによって、すぐに処置を受けました」

 関係者によると、この異常は自転車を使ったテスト中に発見され、オスカルは一時、意識を失ったという。『Globo Esporte』は、今後数日中に再度のメディカルチェックが行われ、その後トレーニングを継続するか、それとも選手生命を終わらせるかの決定が下されると伝えた。契約解除に至る可能性は非常に高いという。

 得点に絡むことができるMFとして、時にはブラジル代表の先輩であるカカーとも比較されたオスカル。プレミアリーグでも13-14シーズンに8ゴール、14-15シーズンに6ゴールと得点を重ね、14-15シーズンにはクラブのリーグ優勝にも大きく貢献した。そんなオスカルも34歳となっており現役生活の終わりも近いと考えられていたが、このような形でキャリアの終わりを迎えることは誰も予想していなかっただろう。オスカルに見つかったという異常が軽微なものであることを祈りたい。

※電子マガジンtheWORLD311号、11月15日配信の記事より転載

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