ヴィニシウスをシャットアウトしたブラッドリーはリヴァプールの“右SB1番手”になれるか ここぞで見せた抜群のパフォーマンス

レアル戦で活躍のブラッドリー photo/Getty Images

今季は開幕から右SBが問題になっていた

今季序盤に思わぬ苦戦を強いられることになったリヴァプールでは、右サイドバックが問題のポジションの1つになっていた。

昨季まではトレント・アレクサンダー・アーノルドが担当していたが、今夏にアーノルドが退団。代わりにレヴァークーゼンからジェレミー・フリンポンを獲得したが、ハムストリングの故障もあって満足にプレイ出来ていない。

中盤を本職とするドミニク・ショボスライを回すこともあったが、やはりショボスライの馬力溢れるプレイは中盤で活かしたい。となれば、現状は22歳と若いコナー・ブラッドリーの奮起に賭けるのが一番だろう。

リヴァプールは4日にチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第4節でレアル・マドリードと対戦したが、ブラッドリーは右SBとして対面したレアルFWヴィニシウス・ジュニオールをシャットアウトしてみせた。

英『The Guardian』はブラッドリーがリヴァプールの右サイドで戦えることを証明したと称賛。アーノルドとはタイプが異なるが、レアル戦で証明したように守備の1対1では確かな強さがある。また北アイルランド代表では一列前でプレイすることが多く、攻撃面でも縦への馬力をプラスできる。

「ブラッドリーにとって今季は容易な道のりではなかった。フリンポン、さらにはショボスライとまでポジションを争ってきたからだ。しかし世界最高のウイングの人であるヴィニシウスを圧倒し、オールラウンドなパフォーマンスでチームを支えたことはブラッドリーの地位を確立するうえで有効なものだった。ブラッドリーには右サイドバックのポジションを自分のものにするための時間、クオリティが備わっている」

同メディアはこのように称賛しており、ブラッドリーにとっても自信になったはず。フリンポンの状態が戻るまではブラッドリーが右サイドバックの1番手で問題ないだろう。



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