ジェノア時代は“レヴァンドフスキ2世”なんて期待もあったが…… ミランではエースになれなかったポーランドの点取り屋が語る思い

ミランでは苦しんだピョンテク photo/Getty Images

悪い思い出はないと語る

2018-19シーズンにジェノアでセリエA19戦13ゴールと大ブレイクし、ポーランドのロベルト・レヴァンドフスキ2世として注目を集めることになったFWクシシュトフ・ピョンテク。

ジェノアでの活躍からミランに移籍することになったが、ミランのエース候補として戦った2019-20シーズンは思うような結果を残せなかった。結局ミランでのキャリアはすぐ終わることになり、そこからヘルタ・ベルリン、フィオレンティーナ、イスタンブールBBなどを経て現在はカタールのアル・ドゥハイルでプレイしている。結果的にミランへの挑戦は失敗に終わったことになる。

ただ、ピョンテクに後悔はない。『Flashscore』のインタビューにて、ピョンテクはミランが今でも憧れのクラブだと語っている。

「ポジティブな思い出ばかりだよ。ミランは夢のクラブだったのだから。ずっとミランのファンだったし、子供の頃からミランのユニフォームを着てサン・シーロでプレイすることが夢だった。あの頃の思い出はいつまでも素晴らしいもので、ネガティヴな思い出なんて1つもない。辛い時期もあったけど、子供の頃から憧れていたクラブでプレイできた。あの頃が僕のキャリアの中で最高の時期として記憶に残っている。悪く言うことなんて出来ないよ」

ジェノアでのブレイクは見事だったが、名門ミランへ向かうには時期が早すぎたのかもしれない。ミランでは特大のプレッシャーがかかることになり、5大リーグでの経験が浅かったピョンテクにとっては難しいチャレンジになってしまった。



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