パルマのキブ監督 インテルと2年約4億円で合意か クラブW杯から指揮の見込み

24−25シーズン途中からパルマを指揮したキブ監督 photo/Getty Images

正式発表間近と見られる

インテルの新監督はクリスティアン・キブに決まるかもしれない。『Gazzetta dello Sport』が報じた。

キブは現役時代、ルーマニ代表やローマやインテルなどで活躍。引退後は指導者の道を歩み、インテルユースで経験を積むと、2025年2月に24−25シーズンの途中からパルマの監督を務め、トップチームの指揮官としてデビュー。そして見事クラブのセリエA残留に貢献した。

同紙によると、当初インテルは、コモのセスク・ファブレガス監督を第一候補としていたものの話がまとまらず、方針転換を余儀なくされ、キブが候補に浮上したという。既にクラブはキブと契約期間2年、年俸は250万ユーロ(約4億円)プラスボーナスで合意に達しているという。正式に決まればクラブ史上69人目の監督となる。

また同紙は、キブが就任することについて「魅力的」と書いている。「キブには少なくとも2つの強みがあり、一つはインテルのU-14、U-17、U-18、プリマベーラの監督を歴任し、クラブを知り尽くしている点。二つ目は現役時代にインテルで169試合に出場し、CL制覇を経験している選手であること。名前を聞いただけで、ファンの記憶に良い思い出が浮かぶ存在だ」とベタ褒めしている。

また戦術についてもシモーネ・インザーギ前監督が採用していた3バックを継承でき、大改革を行わずとも強さを維持できる監督として適任と紹介。6月17日に初戦を迎えるクラブW杯から指揮する見込みのようだ。

記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.305 欧州クライマックス

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ